原付スクーターの後輪付近から異音!原因は駆動系だけじゃなかった。
原付スクーターの後輪付近から異音!原因は駆動系だけじゃなかった。
お読み頂きありがとうございます。すずパパです。
今回の記事は、
スクーターの後輪あたりから、どうも異音がする…
ネットで原因を探してみたけど、よく言われてる事とは違うみたいで解決しない…
他に原因として考えられることって、あるのかな?
ということがあったので、体験をもとに書いています。
私、毎日の通勤には原付2種のスクーター(51cc~125cc・2人乗り可)を愛用しています。
パッと出せて街乗りでは加速も問題なし。通勤時間も安定します。
そんな大事な日々の足がある日、後輪付近から「ヒュヒュヒュヒュヒュ…」という高めの異音を放つようになりました。
- 音質…甲高いモーター音のよう
- いつ…エンジンブレーキで減速中の30km/h→20km/hまでの間
- 音量…通行人が振り向くレベル
気のせいかと数週間様子をみていましたが、収まる気配がありません。
それどころか、ほんの少しずつですが音が出る頻度が上がってきた気がします。
重症化する前に直さなくてはいけません。
しかし、DIY精神旺盛な性格。
自分でやってみたい!と思ってしまうんですよね。
幸い今は情報が多い時代、調べれば解決策もあるだろう、といつも考えてしまうのが悪いクセです。
駆動系(プーリー・ベルト・クラッチ)からでしょ?
良くご自分で整備をされている方はまっさきに思い浮かぶと思います。
「駆動系でしょ?」「社外品入れてるんでしょ?」
補修のついでに社外品を入れて楽しんでいたので、私もまずここを疑いました。
純正戻しやベルトを新品に…などしてみましたが、変化なし。
その後、運よくフルノーマルの同車種が借りられました。
異音のないその車体から、プーリー・ベルト・クラッチを総入れ替えしましたが…音は消えません。
ネット上で良く言われる原因はここなんですよね…
その他、
- リアホイール組み直し
- ブレーキシューやすりがけ
とやってみましたが効果なし。
どれだけ調べても、知人友人に聞いてみてもなかなか解決策は出てきませんでした…
観念してバイク屋へ
仕事終わりや休日を使ったこれまでの調査で数か月経過してしまいました。
原因がチェックしてきたような交換が容易な場所ではなかった。
ならば重症化すると致命的な部品。この故障の可能性が出てきました。
さすがに自分での対応を模索することはここで打ち切り、顔見知りのバイク屋へ。
症状といままでチェックした部分を店主に伝える間、彼はセンタースタンドで浮いた後輪を「スル~ッスル~ッ」と手で回していました。
そこへ…
「カツンッ!」
と音を出して止まる後輪。
「あ~、すずパパくん、これ、ギアボックスだ。」
なんと、プロは数分で特定してしまいました…これが素人との差です。
ちょうど時間があるという事で目の前でバラシてもらったのですが、散々なものでした。
ギアボックスからでてくる大量のギアオイル。
鉄粉をたくわえ銀色塗料のようになっています。
次第に吐出口になにかが詰まり出が悪くなったため、ボックスを開けると砕け散ったベアリングが塞いでいました。
ここで原因と修理の期間は分かったため、車両はしばらく入院。
後日、バラシ終えて見せてもらったギアにはうっすらと段差が付いていました。
ベアリング崩壊 → シャフトが支持を失う → ギアへの荷重が偏ってこすれるために異音となった、という事のようです。
幸い、ギアは使えそうだったのでベアリングの打ち直しで済みましたが、工賃と部品代で3万円…
これでギアまで交換になっていたら、車両が手に入る金額になるところでした。
今回の件でわかったこと
今回痛い出費にはなりましたが、すべて学びです。
- スクーターの異音の原因は、駆動系だけとは限らない!
- プロの問題解決能力はやっぱり頼りになる!
という事がよくわかりました。
もしスクーターの後輪付近から異音が出てお困りの方。
駆動系をチェックしても治らなければ、ギアやベアリングの可能性を疑ってみると良いかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
そして、症状によっては乗り換えという事態もあると思います。
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